芝生のお手入れ(3月)

先日、高知から桜開花の便りが届き、春もすぐそこまで来ていますね。

昨日、ガーデンケアをさせて頂いているお客様のお庭の芝生の手入れをさせて頂きました。

今回の作業は、春からの成長のための準備です。

現在の芝生はこんな状態です。

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地上部は茶色で枯れたようになっています。でも土の中ではそろそろ根が活動準備中です。

そこで、今回は春からの活動期に備えて肥料を散布しました。

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今回使ったのはこの肥料です。100%有機の芝生肥料です。

庭音では、オーガニックガーデンを目指して有機肥料をお客様に勧めていきたいと思っています。

私たちも今までは、化学肥料を管理に使用してきました。しかし、いろいろと経験、勉強する中で

「オーガニックガーデン」という言葉に出会いました。

埼玉県で農薬を使わない庭のお手入れを実践されているひきちガーデンサービス

曳地トシさん、曳地義治さん著書の「オーガニックガーデンブック」です。

オーガニックガーデンについての思いを語ると長くなりますので、その話は次のブログで書くことにして・・・

今回は有機肥料と化学肥料について、曳地さんの本にわかりやすく書かれていましたので引用させていただきます。

 

「化学肥料を与えると、一見、植物は大きく育つが、バランスの崩れた栄養過剰の状態になり、病虫害に対する抵抗力を失い、化学農薬に頼るはめになりがちだ。人間でいえば、栄養剤とドリンク剤で食事をすませ、バランスのくずれた体を、薬で一生懸命に健康にしようとしているようなものだ。・・・・」

(曳地トシ・曳地義治著「無農薬で庭づくり」より)

 

この言葉、今まで植物管理に携わってきてその通りだなと感じました。

植物が本来の力で元気になれるように、土も微生物の力で健康な土になるように庭の管理をしていきたいと考えています。

 

そして、肥料まきの前に、この時期に大事な作業は、草とりです。

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芝生はまだ休んでいますが、雑草は一足先に活動しています。でもまだ小さいので、見つけやすく取り除きやすい今のうちにできるだけ取っておくのをおすすめします。

私も久しぶりの草むしり作業、よい運動になりました(^^)

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こちらは、お客様のご要望で昨年末に植えたクロッカスの球根です。冬に茶色くなってしまう芝生ですが、一足先に春を感じることができるこのような楽しみ方も素敵ですね(^^)

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