四季防災館

 先日、スタッフ全員で富山県広域消防防災センター内にある体験型学習施設「四季防災館」に行ってきました。

この施設では防災に関して様々な体験が出来ます。私たちも解説員の方に説明していただきながら体験してきました。

まず体験したのが地震体験です。振動装置に乗り、震度1から震度7まで体験することができます。

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富山県では、最近は大きな地震がおきておらず私自身も震度3までしか体験したことがありませんでした。

東日本大震災の揺れや阪神淡路大震災の揺れも体験することができ地震の種類によって揺れ方が異なることを知りました。

振動装置では、手すりにつかまり、揺れがくるのがわかった上での体験ですので、実際の地震では、揺れが突然やってきて、床だけでなくそれに伴い天井も揺れるのでもっと恐ろしいだろうなと思いました。

 

また災害の備えについても話を聞きました。昭和56年以前の耐震基準で建てられた家屋や建築物は、
耐震性が不足している可能性があり、早めに耐震診断・耐震改修をしておくことが重要だそうです。
そして、避難する時に備えて食料や水を用意しておくことが大事で大人で1人1日3リットルの水が必要、
3日分は用意しておくことが大事だそうです。家族分の用意と思うと結構な量になりますね。
日頃からいざという時の備え、対応をどうするかを家族で話しておくことが大事だなと思いました。

その他、家庭にある毛布と物干し竿2本があれば、ケガをした人などを運ぶ時の担架になることも教えて頂きました。

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2Fの施設では、「四季防災館」の名前にもあるように、災害を四季という自然のサイクルの中でとらえ、
災害体験をすることができます。

私たちは、初期消火体験、煙体験、流水体験、風雨災害体験をしました。

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初期消火体験の様子・・・いざというときに焦らないようにすることが大事ですね

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風雨災害体験の様子・・・風雨の音もすごく隣の人と話すこともできませんでした

 

煙体験では、ホテルなどの居室での火災を想定し、煙の中を避難する体験ができ、停電になり暗く煙りが立ち込める中を避難するのは、かなり大変なことだと思いました。

ホテルなどに泊まる際は、部屋についたら、すぐに非常口などを避難経路をチェックしておくことが大事だと教わりました。

実際自分が体験することで、災害に対する認識が高まりました。


入館料(体験も含めて)は無料なので、ぜひ一度はご家族で訪れてみられることをおすすめします!

☆四季防災館HPはこちらです→http://shikibousaikan.jp/

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