1月11日(土)にフォルツァ総曲輪で開催された「ベニシアさん的暮らし方レシピ」、そして関連して
富山大和で1月11日(土)から13日(月・祝日)まで開催された「ベニシアさんの四季の庭」公開記念フェアが無事終了しました。
開催中、ご来場下さった皆様、ありがとうございました。
私達、庭音は1日目はフォルツァ総曲輪にてナチュラルガーデンの無料相談とオーガニック肥料の販売を行いました。
また、ワークショップ「レモングラスのハーブクラフト&自宅で始めるナチュラルガーデン」は
「ハーブでたくさんの人を元気にしたい!」と小矢部で農薬や化学肥料を使わずハーブを栽培している
ハーブガーデン平田の金丸晴美さんとのコラボ企画で、私は自宅で始めるナチュラルガーデンについてお話させていただきました。
前半はハーブガーデン平田で栽培されたレモングラスを束ねてロープを作り、そこにドライハーブを自由に飾り付けるクラフトです。
レモングラスは、そのままだと稲わらのような香りなのですが、束ねているうちにレモンのさわやかな香りがしてきます。
教室中がレモングラスの爽やかな香りに包まれました。飾り付けにつかったドライハーブもほとんどがハーブガーデン平田で収穫されたもので、クラフト作成後は、実際栽培されている金丸さんに育て方を教えてもらいました。
自分で植物を育てて、それを収穫して、生活に利用する、そんな暮らしを実践されているベニシアさん。
でも実際自分で始めるにはどうしたらいいのかとまどってしまいますが、ナチュラルガーデンを始める前にまず知って欲しいことがあります。
それは、どんな植物でも除草、水やり、施肥、剪定、収穫、冬の支度、春の準備といったプロセスが必要ということです。
よく忙しくて植物のお世話ができない、とか、虫が嫌いなので虫がつかない植物を植えたいなどとご相談を受けることがありますが植物のお世話をするというプロセスこそが庭の楽しみであり、そこからいろいろなことを学べると感じています。
その楽しみ、庭の醍醐味をぜひ味わってほしいと思っています。そのためにはちょっと物の見方を変えてみるといいかもしれません。
面倒な除草も、考え方を変えれば、無心に草をむしることでお金のかからないリフレッシュ方法になります(^^)
雑草としてやっかいだと思っている庭のドグダミやスギナも和のハーブとして利用することができます。
昔からドクダミはドクダミ茶として健康によいと言われてきましたが、ドクダミだけでは飲みにくくても、スペアミントと合わせることで飲みやすくなります。
また、ベニシアさんはスギナの煎出液をヘアリンスとして使っているそうです。
そして苦手な虫も、虫のことを知り、発生時期や発生しやすい植物などを知って対応すれば、そんなに恐れることはありません。
ハーブガーデン平田さんにて
また庭仕事をしているとこんな素敵な瞬間にも出会えます。
そして、庭づくりは「焦らず、ゆっくり進めましょう」とベニシアさんも著書の中で言っています。
まずは自分が庭とどんなつきあいをしたいかを考えることが大事だと思います。庭音は皆さんのお庭づくりの第一歩をサポートできる存在でありたいなと思っています。そんなことをワークショップでお伝えしました。
(参考本:「ベニシアの庭づくり ハーブと暮らす12か月」)
12日は富山大和にてナチュラルガーデン相談と「暮らしに緑を!」ということで苔玉づくりのワークショップを行いました。
苔玉づくりでは、参加して下さった方々が苔玉をつくりながら緑にふれて癒されたと言っておられました。
暮らしに少し緑がある、そして自分で育てるということがきっと豊かな生活につながるのではと思います。
今回のイベントでは、ベニシアさんの生き方に共感するメンバーが集まって、丁寧な暮らし、豊かな生き方のヒントになるような「ベニシアさん的暮らし方レシピ」をお伝えしようと企画しました。
富山で農薬を使わずにお米や野菜を育てているビーアンドベッチ 西島ファームさん。
そしてその西島ファームの麹とハーブの料理を教えてくれたのは食活@kitchenで食の大切さを伝えている吉田千佳さん。
英国風&富山風えごまスコーンづくりを教えてくれたのは、パン教室リヒトの岩田緑さんとシニア野菜ソムリエの田中美弥さん。
ラベンダーのミツロウクリームとせっけんづくりを教えてくれた、アロマテラピーインストラクターの桶本和代さん。
富山の花で作るフレグランスミニブーケレッスンのJUIN fleuristeさん、フェアトレードの調味料やチョコレート、こだわりの雑貨を販売されているmetio(メティーオ)さんなど素敵なメンバーが集まりました。
それぞれ分野は違いますが、目指す方向(ていねいな暮らし、豊かな生き方)というところが共通していて共感出来ました。
お料理教室やワークショップでは、それぞれの講座をはしごされる方もいらっしゃり、暮らしということでいろいろなことがつながって豊かな生き方になるのだなと実感しました。
今後もこのメンバーでいろいろとご提案できたらと思っています。
今年は庭音、新たな展開が期待できる予感です。みなさんに庭を通して幸せな生活のお手伝いをできるように頑張りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
